シンプラル法律事務所
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岐路に立つ裁判官(20) 今市事件控訴審判決への5つの疑問 木谷明 判例時報2424 |
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◆ | ◆第1 はじめに | |
@自白の重要部分(根幹部分ないし核心部分)について信用性を否定しながら「自認の限度」で証明力を認めた A自白の証拠能力の判断において、捜査機関の違法行為の影響をあまりにも過小評価 B身柄拘束期間に関する刑訴法の規定を無視 C情況証拠の総合評価に当たり、積極的情況証拠を総動員しながら、消極的情況証拠はこれを分断して各個劇は D破棄自判により、裁判員の判断を経ない訴因について直接判断 |
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◆ | ◆第2 今市事件の審理経過の概略 | |
◆ | ◆第3 控訴審判決(本判決)の理由の骨子 | |
◆ | ◆第4 本判決の見解に対する筆者の疑問 | |
◇ | ◇1 特に疑問と感ずる判示部分 | |
◇ | ◇2 自白調書中の「殺害に至る経過、殺害行為の態様、場所・時間等」に関する部分を信用できないとしながら、自白調書は、「殺害犯人であることを自認する」限度では信用できるとしている点 | |
◇ | ◇3 甲罪による起訴後の勾留中に警察官が被告人に激しい | |